染めもの@ようちえん
幼稚園で、毎年2〜3回は染め物をします。輪ゴムで絞る簡単しぼり染め。
藍色の紺、茜のピンク、玉ねぎの黄色。
自然の色は目をみはるほどあざやかで、しみじみと美しいと感じます。
草木からの色には、たくさんの色素が混じり合っています。
たくさんの色素が混じり合っているので、「きつねっぽいようなからしっぽいような、、、やまぶきに近い黄色」という表現になります。
茜のピンクも、「赤、、というよりもオレンジ色に近いピンク」となります。
この微妙な色の差を目にすることで、美しさの感覚がきたえられる、とシュタイナーは言います。
「美しいものを美しいと感じるこころ」「何がうつくしくて何がうつくしくないのか」
という感覚を、幼い頃に知ることはとても大切です。