暮らしの手しごと

毎日の暮らしに役立つものを自分の手で http://www.chicagohandwork.com/

茜染めのリネンブラウス

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茜染めのリネンブラウスです。

すごく理想的なローズピンクに、サーモンピンク。

茜というのは小さな黄色い花を咲かせる植物。

大昔から世界中で、赤を染める染料として使われてきました。

きれいな西の空の色を、「茜空」とも言われるくらい言葉として私たちに身近な色です。

血の巡りをよくする効能もあると言われています。

1枚は私用に。もう1枚は、ファイバークラフトスタジオでお世話になった先生へプレゼントします。

来週1年ぶりにスタジオへ行ってきます。4日間の研修。

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

藍染め日2

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今日もちくちくブラウスを染めていただきました。

天気がよく、爽やかな1日でした。「すごく楽しかった。」「もっとやってみたくなった。」等々うれしい感想をいただきました。「もう愛着がわいてすぐにでも着たい!」という方も。

自分の手でつくる、というのは人が持っている根源的な欲求なんじゃないかと思います。人間の歴史がはじまってずっと続いてきていること。

手を使い心を使い体を使う。しみじみとした喜びがふつふつと湧いてきます。

ご興味のある方はぜひいつでもお越しください。

 

暮らしの手しごと教室

 

 

 

 

藍染め日

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縫っていただいたブラウスを染めました。

酸素にふれて藍色になっていく不思議。

丁寧にゆっくりとみなさん染められていました。

雲ひとつない青空。空気も澄んでいて暑くもなく寒くもなく。

のんびりと幸せな1日でした。

こういう手しごとの輪が地味ながら広がっていくとうれしいです。

「並縫いって?」の方や、「玉結びができない!」の方まで。出来ることが増えるのって楽しいです。

みなさんからの着た姿お写真、お待ちしています。

 

 

 

 

ちくちくWS 第三弾

 

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ちくちくWS第三弾は、まだ小さいお子さんをお持ちの若いおかあさんがた。本当にたくさんの方たちにお越しいただきました。

「ちくちくと手で縫い藍で染める」というすごく時間のかかる手作業。そこに興味を持っていただけたことが、何よりもうれしい。

今日、「ファストファッションの終焉」というお題の記事を読みました。大量に作られる安い服に疑問をいだきだしている人が増えている、というものでした。

その一端を感じます。うれしい事です。

ハンドワークくらすより

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中学生の人形づくりは、そろそろ終盤です。

洋服を作り始めました。既成のパターンを使わずに人形のサイズをはかり、パターンから作ります。真剣に考える姿が立派です。思ったデザインをどのように、立体的に仕上げていくのか、とても頭を使います。

髪の毛も一本いっぽん植えていきます。その作業も、難なく進めていく子供たち。

何でもできるんだなぁと思うばかりです。

ちくちくワークショップ第2弾

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おもてなしの達人の友人宅で第二弾のちくちくWSを開催させていただきました。

うっとりするようなお宅やお庭はもちろんのこと、

一番いいなぁと思うのは、そのおもてなしの心。

ケーキの切り方やお茶の出し方ひとつひとつがすごく丁寧で。

見習いたいです。

お越しくださったみなさまもうっとり。

いい一日でした。ありがとうございました。

 

 

 

染めもの@ようちえん

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幼稚園で、毎年2〜3回は染め物をします。輪ゴムで絞る簡単しぼり染め。

藍色の紺、茜のピンク、玉ねぎの黄色。

自然の色は目をみはるほどあざやかで、しみじみと美しいと感じます。

草木からの色には、たくさんの色素が混じり合っています。

たくさんの色素が混じり合っているので、「きつねっぽいようなからしっぽいような、、、やまぶきに近い黄色」という表現になります。

茜のピンクも、「赤、、というよりもオレンジ色に近いピンク」となります。

この微妙な色の差を目にすることで、美しさの感覚がきたえられる、とシュタイナーは言います。

「美しいものを美しいと感じるこころ」「何がうつくしくて何がうつくしくないのか」

という感覚を、幼い頃に知ることはとても大切です。